大阪版モノポリーとは

大阪版モノポリーは本格的な都道府県版モノポリーとしてはじめて登場した 「秋田県モノポリー」を参考に、大阪という地域を対象にした 「ローカル版モノポリー」です。

何かと元気のなさが目立つ、大阪の地域活性化に資するため、 大阪でがんばっておられる企業・施設に実際にゲームに登場していただき、 ゲームを通して大阪の良さを再確認するのが目的です。

こんな大阪の特徴がみてとれるような企業・施設に、モノポリーの世界観を生か しながら登場してもらいました。

権利書紹介

新規ビジネス創造ゾーン
  大阪産業創造館 大阪の中小・ベンチャー企業支援拠点の一つとして、2001年1月に開業。経営相談、セミナーなど様々なサービスで支援するほか、インキュベーションオフィスや貸会場もある。同じ建物には、大阪の経済の歴史を語る上で欠かせない「大阪企業家ミュージアム」も入居している。
  ロボットラボラトリー 次世代ロボット産業クラスター形成のための戦略的な推進拠点として、2004年にオープン。ロボットテクノロジー(RT)を利用した新たなビジネスの創出を支援し、大阪における将来のロボット産業の集積を目指す。
心斎橋・堀江ゾーン
  心斎橋 名前は長堀川(長堀通の由来になった運河)にかかる木橋が起源。長堀川埋め立てに伴って1964年に陸橋となった。周辺には大型商業施設や高級ブランドショップが集積し、周辺をぶらぶらする「シンブラ」は大阪のライフスタイルの一つである。
  タカラベルモント(株) 1921年創業。消費者の「美と健康」へのこだわりにいち早く着目し、理容椅子を始めとする業務用の理美容機器の事業化に早くから成功した。同分野では世界的な企業として知られ、また歯科・医療、エステ、ネイルなどに事業分野を拡大している。
  大阪エヴェッサ バスケットボールのプロリーグである「bjリーグ」3連覇中の強豪チーム。2005年発足ながら、地域密着を徹底的にすすめ、大阪で確固とした人気を獲得する。マスコットキャラクターはマスに登場している「まいどくん」。
道頓堀・新世界ゾーン
  づぼらや 1920年創業。新世界や道頓堀などに出店している、大阪を代表するふぐ料理屋。「ふぐなら日本一」のフレーズと、ふぐの姿がかわいい看板が印象的。活きのいいトラフグで作る「てっさ」「てっちり」は、大阪を代表する「ご馳走」とされる。
  通天閣 新世界に立地する著名展望塔で、国の登録有形文化財。1956年完成。名前の由来は「天に通じる高い建物」。初代はパリのエッフェル塔と凱旋門を模して1912年に完成したが、戦時中に解体され、現在は二代目。
  道頓堀橋 戎橋とならび、運河「道頓堀」にかかる著名な橋で、1936年完成。道頓堀周辺には著名な飲食店が集積し、またグリコをはじめとする多種多様なネオン・看板が煌びやかな雰囲気をかもしだし、大阪を代表する観光名所となっている。
なんばゾーン
  いちびり庵 大阪の特徴に老舗企業の多さがあるが、ここは約400年前に創業された老舗の紙問屋を原点とする、大阪を代表するみやげ物店のひとつ。また野杁社長は戎橋筋商店街振興組合理事長、なにわ名物開発研究会会長でもあり、大阪の地域活性化のご意見番的存在である。
  (株)蓬莱 1945年開店の難波「蓬莱食堂」が起源の飲食店。「551の蓬莱」で知られる。関西一円にテイクアウト専門店を抱え、主力商品「豚まん」は大阪のソウルフードといえる。出張族、観光客のお土産としても大人気となっている。
  (株)モリサワ 1948年創業。PostScriptフォントで国内トップシェアを誇り、印刷・出版業界ではデファクトスタンダードとされる。IT化を見越した大胆な経営転換で、写植機メーカーからソフトウェア会社に生まれ変わった。大阪版モノポリーもロゴをはじめ、ほとんどの文字でモリサワフォントのお世話になっている。
キタ・新大阪ゾーン
  (株)元祖たこ昌 1969年創業の海苔販売会社が原点のたこ焼き製造・販売店。たこ焼きの冷凍技術をいち早く確立し、みやげ物として圧倒的な知名度を誇り、観光客、出張族が多い新大阪店は連日賑わっている。またたこ焼き懐石など、新しい試みに果敢に挑戦している。
  HEPFIVE 旧阪急ファイブと旧梅田コマ劇場の跡地に1998年開業。様々な商業施設が集積する「キタ」でも、代表的な人気施設の一つ。施設のトレードマークとなっている、ビル一体型の赤い観覧車は世界初のもので、「キタ」のランドマークである。
  ダイキン工業(株) 1924年に大阪金属工業所として創業。高い技術力を生かして、業務用空調設備では世界的なメーカーとなっている。家庭用も加湿、除湿機能を併せ持つ「うるるとさらら」のヒットなどで国内シェアは高く、またそのイメージキャラクター「ぴちょんくん」も大人気となっている。
なお大阪版モノポリーにも掲載させていただいている、
かわいいぴちょんくんの詳細情報は公式サイト(http://www.daikin.co.jp/pichon/index.html)をごらんください。
特に「プロフィール」はすばらしいです!
天満・京橋ゾーン
  銀橋 1930年完成。正式名称は「桜宮橋」であるが、銀色に輝くアーチ橋のため、一般的には「銀橋」と呼ばれている。レトロな照明に加え、銀色がさらに映えるようライトアップが施されており、夜間はロマンチックな雰囲気をかもし出している。
  大阪ビジネスパーク 大阪市や大手企業などの共同で建設された、大阪城公園に隣接する再開発地域。略称はOBP。経済、商業の一大拠点にすべく、多数の高層ビルが建築され、周辺の緑あふれる景色とともに、大阪の新たな名所にもなっている。
  (株)シード 1915年創業の文具メーカー。世界で初めてプラスチック消しゴムを発明した。消しゴムの「Radar」ブランドは2008年に発売から40周年を迎える定番商品となっている。また修正テープも世界で初めて発明し、圧倒的なシェアを誇る。
本町・大手前・谷町ゾーン
  (株)大林組 1892年に大阪で創業した、日本を代表するスーパーゼネコンの一つ。技術力の高さで知られ、大阪版モノポリーにも登場する大阪城の改修工事他、関西国際空港、USJ、なんばパークス、大阪証券取引所といった、大阪を代表する建築造物を手がけている。
  マンダム 1927年創業。マンダムは“Human & Freedom”の略。男性化粧品では圧倒的シェアを誇り、特に「GATSBY(ギャツビー)」シリーズは世界最大の男性化粧品ブランドとされる。代表的なCMの「うーん、マンダム」というフレーズは昭和の流行語の一つでもある。
  川崎橋 「水の都大阪」を代表する大川(旧淀川)にかかる、1978年完成の自転車・歩行者専用橋。一本の高い塔から多くのケーブルで桁を吊った姿が周辺の「中之島公園」や「万博記念公園」とうまく調和し、その素晴らしい景観で土木学会賞に輝いている。
大阪のシンボルゾーン
  大阪城 大阪を代表する建築物で、千成ひょうたんを馬印にした豊臣秀吉の居城。江戸時代に落雷で天守を失ったが、1931年に市民の寄付金で再興され、また1990年代後半に大林組によって「平成の大改修」が施された。(写真:(株)ナトリ光房)
  江崎グリコ(株) “おいしさと健康”で知られる、1922年創立の食品メーカー。大ヒットしたキャラメル「グリコ」は、「ひとつぶ300メートル」とおもちゃの「おまけ」も著名である。道頓堀の巨大な看板は大阪の観光名所である。また11月11日を「ポッキー&プリッツの日」に制定している。
通り(筋、通)
  長堀通 長堀通はミナミの繁華街である心斎橋、ファッショナブルなショップが並ぶ堀江などを東西に走る道路。なお大阪では東西南北に走る道路が経済に大きな影響を与えているが、南北に走る道路を「筋」と、東西に走る道路を「通」と呼ぶ。
  御堂筋 大阪の二大繁華街「キタ」と「ミナミ」を結ぶ、大阪の大動脈。沿道では電線が地中化され、また建築物の高さが制限されるなどによって、約900本のイチョウとともに美しい風景を大阪にもたらしている。
  曽根崎通 大阪を代表する道路の一つで、「キタ」を東西に貫く。周辺には大型商業施設、オフイスビルが集積し、巨大都市を形成している。近松門左衛門の代表作である浄瑠璃『曾根崎心中』は沿線の「お初天神」を舞台にしている。
  谷町筋 御堂筋とともに大阪都心部を南北に走る、主要道路の一つ。周辺には寺が多いことでも知られる。周辺にある難波宮史跡公園は発掘まで所在地がわからなかった「難波宮」の跡地。なお「タニマチ」という言葉は、力士の熱心な支援者が谷町筋周辺に住んでいたことから生まれた。
空港・港
  関西国際空港 1994年開港。政府指定特殊会社「関西国際空港株式会社」が運営する世界初の「民営の国際空港」である。またゼロから埋め立てて作られた、本格的な海上空港としてしられる。通称は関空(かんくう)。施設やサービスに対する世界的評価は高い。
  大阪港 日本の主要な国際貿易港の一つで、北港、南港などで構成される。コンテナ拠点だけでなく、日本最大のフェリーターミナルをもち、国際・国内航路の一大拠点でもある。周辺の天保山、舞州、夢洲、咲洲などで再開発が進み、大阪の新たな魅力を創出している。

イベントカード

今宮戎の残り福 今宮戎の残り福
商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる神社。毎年1月9日(宵えびす)、10日(本えびす)、11日(残り福)に十日戎(とおかえびす)が開催され、商売の町大阪らしく、大勢の参拝客で境内はごったがえす。参拝客は笹に札や宝の装飾を、公募で選出された「福娘」につけてもらうのが慣習となっている。本カードの名前は十日戎の残り福に由来する。
秀吉のなにわの夢 秀吉のなにわの夢
豊臣秀吉は戦国時代に日本統一を最初に成し遂げ、大阪城を拠点に政治を担った。百姓から天下人になり、また様々な逸話で彩られた生涯はいまなお深い感銘を与え、「太閤さん」として親しまれている。大阪版モノポリーの駒「千成ひょうたん」は大阪府の府章であるとともに、秀吉の戦場での「馬印」に由来する。またカードの名称は、秀吉の辞世の句「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢 」にちなむ。

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